24/1/31関東立海

2024年今年初のテニミュに行ってきました!!

青学関東大会優勝おめでとう〜!!!

 

4thからミユキが満を持して初登場ということで、期待度も上がった状態で観に行きました。ちょっと愚痴なんですが、なんで公式はTSC先行受付終了後に発表したんだろう。こんなの後出しと言われてもしょうがなくないですか……?提供する側が自信ないように取れる態度は、こちらも不安になります。素晴らしい試みなので堂々と華々しく前もって発表してほしかったです。本題に戻りますが、ミユキはとっても素敵な存在でした。彼女がいると清涼感がさらに増して良かったですし、何より舞台向けの少し大きな身振り手振りの演技って小さい子が一番似合うし見てて和むし元気が出ます。声も一際美しく響いていて、書いている今も思い出せるほど印象に残りました。

 

今回の大阪の会場はオリックス劇場でした。始めてオリックス劇場いったんですが、他のビルに馴染みすぎて見過ごすところでした。間口こんな狭くていいの!?グッズ列は外にはみ出す形だったんですけど、ぎりぎり雨降ってなくて幸運でした。いつもよりグッズ並んだなという印象だったんですが、それもそのはず。ネットで雑に調べたところ、オリックス劇場は、メルパルク大阪やCool Japan Osaka WWホールの収容人数の2倍強の収容人数を誇るみたいです。チケットももしかしたら2つの劇場のときより取りやすかったのかなあ、ありがたい話です。

以下ネタバレ含む感想です。

 

 

 

 

 

 

 

試合前

立海不動峰の映像を青学が見る場面

後ろのスクリーン砂嵐の映像と音入るの怖

舞台の一番後ろに立海のでかい影映すのも圧倒的感、絶望感あって良い

関係ないけど砂嵐とかガラケーとかテニミュの懐かしの小道具良いよね

正直手塚が7人いるは今となっては言い過ぎだと思うけど、当時の連載リアタイしてた人たちの恐怖と絶望感を私も体験できてこれは良い演出だなと思う。

悪魔化のときの赤也の笑い声怖すぎる。

フィーチャリング枠まじでいてくれてありがとう、立海怖すぎるからさ、本当にありがたい。

 

幸村の入院の描写

大道具と映像の組み合わせによって病院の屋上の再現が素晴らしいことになっている。屋上にしか見えない。

ケーキ渡すのはあったけど仁王が幸村にイリュージョンしながら花渡すシーンが追加されててテンション上がった。仁王って「プリ」とか言ってああいうとき何もせずに見守るタイプだと思ってたから、新たな一面見れて良かった。というかさらっと花贈れる人(しかも思春期に)って滅多にいない素敵な人だな?

ダリアだったりするのかな……黄色いダリアなのかな形的に近いような気もするけど、花のこと何もわからん。

全然消化できてないけど、別のシーンで、真田が幸村に「テニスはお前を見捨てない」って歌ってたのが印象的だった。分かりやすいポジティブな言い方でないところ、テニスが能動的な動きでは言われていないところに真田の幸村に対する気遣いを感じられて良かった。

 

リョーマと赤也の草試合

無我ってたときのリョーマどうやってる?

ドライアイスしか考えられんけど出るタイミングはかれてたからドライアイスじゃないっぽい。背中に仕込んでるっぽいけど目立った厚みもないし超気になる。気になりすぎて試合に集中できなかった。テニミュは進化し続けるんだな。

 

青学to be NO.1の歌(曲名不明、どのタイミングで歌ってたか覚えてない)

「to be NO.1」口々に言うところ、綺麗すぎずそれぞれの個性が乗っかった魂の叫びって感じで、荒削りな感じが好き。こういうところが好きだからテニミュを見続けてるんだなと再認識させられた。

タカさん役の大友さん、声が相変わらず良い。台詞も歌詞も聞き取りやすいし、進行理解するのにありがたい存在だった。

 

青学の赤目の歌(曲名不明)

大石がひたすら羊数えてるの癒される。後ろの映像も羊映ってたのおもろかわいい。

結構後ろのスクリーンで遊んでて好き。桃城が名犬ラッキーの話した時に後ろに透かしでデカい犬映ってたのも面白い。桃城が名犬ラッキーを語ってるときに海堂が「猫だろうが」みたいな絡み方してて可愛かった。もちろん桃城は「犬だろうが」って応戦するし、この不毛な議論を自然にずっとしてそうな感じかわいくて良い。桃城がどちらかというと犬派そうなのもめっちゃわかる。

そのあとのリョーマ以外の青学の人たちでしてたダンスは、Eテレで踊られてそうなスリラーって感じだった。仕事とはいえスラっとした人たちがみんな律儀に踊ってるの好感度上がる。プロだな。私も仕事がんばろうと思えた。

 

手塚とミユキの場面

ミユキのアドバイスの歌、可愛い声に加えてズンチャズンチャっていうリズムの歌に手塚が浮きすぎてて愛らしい。身長差もリアルで良い。

ミユキが手塚の代わりにコートに立つ場面、相手が見下して馬鹿にしてる演技と空気感がうますぎて見ていて本気で辛かった。心が痛い。

手塚とミユキの場面は、原作では対樺地のときに回想として出てくるけど、4thでは「一方そのころ手塚は……」みたいな感じの演出にしてくれていてよかった。テニミュの関東立海の手塚は青学の後ろでぼんやりいて一緒に歌ってたイメージがあって、正直守護霊の趣があった。今回は1人の人間としての苦労がわかりやすく伝わってきて大変良かった。

テニプリでは手塚のことを部長とか中学テニス界のすごい人っていう見方をしている人がほとんどで、ミユキほど無邪気に同じ人間(しかもドロボー呼ばわり)として接してくれた人は稀有な存在だと思う。手塚がそういう存在に出会えて関わり、恐怖に打ち勝って再びコートに立つことになるというエピソードからして、やはり省略の対象でなかったように思うので今回しっかり描かれているのは嬉しい。4th最高!

 

真田が巻藁切る場面

あれだけのために袴着替えてるの良い、コート以外の場所でも試合やテニスのことを考えてるっていうのを丁寧に描写してくれてるの好き。こっちまで緊張してくるしワクワクする感じ、青春のお裾分けをしていただいてる気分になる。同じ理由で赤目のシーンも好き。

あと真田の声が綺麗すぎないから渋みが出てて真田っぽくて良い。

 

試合

握手してベンチ戻る時の立海ガラ悪くて良い。本当に良い、ガラ悪い立海好きだ〜!!!

私立らしく基本的には品が良いのにちょっとした仕草がガラ悪い感じが立海にはある気がしていてそこが好き。

 

D2

ブン太声たまに絶妙に高橋さんに似ててよかった。高橋さんに似ながら現実にいそうな声、リアルで良い。アイドル感すごかったし、天才的とか言われても嫌味っぽくならないキャラって才能だな。「外させてみろい」とか言われたら普通イラっとくるけど本当にブン太のスター性がそうさせない感じがある。

ブン太とジャッカルの歌、思ったより距離近くてびっくりした。仲良いけど口に出してかわいいとか言うイメージなかったので新しい発見になった。

やっぱり青学レギュラー2年はこの結果的に相性が良くなってる感じがとても好き。キャストのお2人も公演回数を重ねるごとに本当に信頼関係が築かれてきたことと思うので、対ラブルス戦この2人で見られないのは少し悲しいし惜しい気がしてしまう。

 

D1

ペテンの曲、曲調がちょっとクセがあって洗練されてる感じ!!しかしながら、セットも人もカオスに動くからどこ見たらいいか迷うところはまああった。初見だったので目が完全に迷った。良いように言えば見応えが大変あるし、見るたびに沢山の発見がある感じだった。「あれ仁王柳生どこ?」って探してる間にいつのまにかセットの上で歌ってるみたいなことが何回かあった。それも含めて仁王のペテンにかけられていると思えばいいのか??

柳生のレーザービームって多分私がラケットの振り方を真似してみてもダサくなって終わると思うけど、キャストさんがやるとやっぱりかっこいいのが不思議。あのポーズかっこよくできるのって努力とタッパと品が上手く合わさってこそだと思う。

 

S3

乾と柳のあの魂の試合が完全に再現されてて最高だった。どの試合でもそうだけど、この熱量はきっと配信では100%は伝わらないと思う。直接観劇して良かった。

データを捨てたあとの乾の歌い方が荒めで、がむしゃら感が良かった。とても意外というか、乾から出てる声と頭が理解できない感じだった。堀尾が「乾先輩落ち着いて!」みたいなこと言うけど、言いたくなる気持ちが今回見てようやくわかった気がする。

「ここからだったな」のあとの曲2人の笑顔が本当に爽やか。過去のゲームの再現をして、そこからそれを凌駕して、2人の関係が再構築されるのかと思うと今回で一番爽やかなカードだったんじゃないかと思う。

 

S2

赤也の曲怖いけど圧倒されたし、引き込まれて尻の痛みがすっと引いた。

声の裏返し方がめっちゃキマってる人で最高。ああいうキャラってただうるさくなっちゃう可能性もあるけどならずに恐怖を感じさせるのすごい。

「落ちちゃえ」?「落ちてしまえ」?みたいな歌詞と「ばいばーーーい」の言い方憎たらしすぎて中学2年生らしさがとてもあった。

 

S1

風林火山の曲ノリ良くてかっこいい。1stの曲に馴染みあったけど今回の曲好きだしすぐ覚えられそう。ドリライでやったらきっととても盛り上がることと思う。

リョーマの曲「勝つまで負けない」っていう歌詞、リョーマにこんなにしっくりくる歌詞ないと思う。「諦めない」じゃないのがポイント高い。諦めるなんて選択肢がそもそもないから「諦めない」っていう歌詞じゃない感じ好き。

 

試合後

表彰

神尾バネさんダビデ葵鳳壇がいてくれてたから関東大会感がすごい出てた。立海が王者にこだわるのも青学以外の学校の人たちがいたお陰で説得力が増してた気がする。

2位立海前へで赤也行こうとするの普通にしそうで和んだ。

ダビデ立海のセンシティブなダジャレを呟きバネさんが「ちょっと来い」って注意してるの惚れた。テニスもできて面倒見も良くて空気も読めるの最高。

 

表彰後の歌?

大会優勝したあとの歌の途中かな?菊丸か不二が微笑んでるのを見て乾も微笑みかけるところあるんだけど本当に優しさに溢れてる。乾の優しさは大人っぽさがあって素晴らしい。

場面違うけど、越前その膝どうした?のシーンの切り替え遅めな乾も好き。優しさも面倒見もありすぎるのよ。

 

ざっくり好きなところ

フィーチャリングの子達同士で挨拶する場面

バネさん、葵に挨拶しといたらって言ってあげてて、面倒見良い先輩だなって思って感動した。その後ダビデにもいいだして鳳にもそういやお前も2年やったなみたいなん言ってて学年に敏感な仲人みたいになってた。謎キャラで面白い。あと壇くんかわいい。英語のリスニング伸びるタイプの耳持ってる。

 

神尾とダビデが仲良さそうなのありがたい

六角のレギュラーで2年なのダビデ1人だから、同学年と楽しそうにしてる姿見られるの本当に助かる。ありがとう神尾!!

テニプリの2年みんな可愛いところあるから、チームメイトを傷付けられたとかそういう特別な事情がない限りみんな仲良くしてほしい。

 

幸村

カテコのとき片手でハート「ようわからん🤨❓」みたいな顔で返してたの良い

幸村わりとガタイいいの好きこれは要確認だけど三強の中でも一番背高いように見えた。真田は結構脚広げて立つタイプだしそれでそう見えただけかもしれない。

上着の翻し方とか、ラケット捌きとか、背景にある病気の壮絶な状況や部長としての覚悟が滲み出ててかっこよかった。

というかパンフレット買った方、幸村のページ見ました??美しいしかっこよすぎる。あのアングルにした人天才。幸村好きな人は買って絶対損しない。買った方が良いと思います。

 

パンフレットの柳役の梶山さん字きれい

書道やってた??

単純に字が綺麗な人に好感を持てるし、柳は勝手に字が綺麗なイメージがあるので、字綺麗な人が柳演じてくれてるのめっちゃ嬉しい。ありがとう梶山さん!!

 

公演時間について

3時間40分は普通に長いが、削りまくってこのシーン口頭説明で終わったな…てなるよりは全然良い!!ありがたい!!!制作側の皆様はこの長い間真摯に作品に向き合っていると思ったら、尻の痛みなど取るに足らない問題であることはあきらか。

しかし、観客の偏りのある男女比率と箱の大きさと公演時間を鑑みたとき、休憩時間20分は正直非常に厳しいと思う。私はプチ断食をしていたようなものなのでお手洗いは大丈夫だったが、2幕始まってから着席されている方結構いらっしゃったし、30分ほしいところだなと思った。

あと毎回思うけどこんなに良いものをこんな手軽な値段で長時間観られることに本当に感動する。円盤とかは割と躊躇わずサクッと買う派なのでそこで還元します!!いつも素晴らしいクオリティをありがとう。